【活動報告】戦後80年北浦海軍航空隊小さな慰霊祭を開催しました
2025/07/24
この記事は慰霊顕彰活動レポートです。
令和7年 5月4日
ENISHIWORK主催の慰霊祭
北浦海軍航空隊小さな慰霊祭を開催しました。
「陣中占ひ」HPなのに
慰霊祭主催?と不思議に思った方もいるかもしれません。
陣中占いを復刻したENISHIWORKは、茨城県を中心に戦没者遺族がいる仲間が集まり、慰霊顕彰活動を行い発信する任意団体。軍跡ガイド、慰霊祭主催、慰霊祭ボランティアスタッフ、戦争体験談聴き取りとお話会の主催…等、様々な場所で活躍しています。
「陣中占ひ」も、この慰霊顕彰活動の中で偶然手にした経緯があります。
本日は北浦海軍航空隊小さな慰霊祭についてのご報告をブログに書かせていただきます。
昭和20年5月3日
北浦海軍航空隊基地より
魁隊・琴平水心隊が鹿児島県指宿市にある
指宿海軍航空基地に向けて飛び立ち
昭和20年5月4日
指宿海軍航空基地より特攻出撃
現在は潮来マリーナとして人々の憩いの場になっているこの地は、北浦海軍航空隊があった場所です。
大望は望まず
心静かに、心を寄せていただける皆様と
穏やかな時間を過ごす
小さな慰霊祭を20名の参列者とともに過ごしました。
現在、潮来マリーナを管理されている方は、昭和10年の生まれ。当時の北浦海軍航空隊基地の近くに自宅があり、週末には隊員さんが2~3名泊まりに来て一緒に食事をしたり遊んでもらったりしたそうです。
参列者の中には、当時、北浦海軍航空隊に勤務されていた97歳の方もいらっしゃいました。
当時の訓練の様子、空襲の様子、特攻作戦へ出る隊員を昭和20年5月3日に見送ったこと…その中に同期がいて5月4日に特攻にて散華されたこと。たくさんの体験談をお話されました。
慰霊祭後は参列者で直会
その時に「陣中占ひ」を紹介させていただきました。
昭和風情の占いカードに皆さんでとても盛り上がりました。
慰霊祭も終わり解散となる頃
「次は〇〇慰霊祭でお会いしましょう」等、参列者同士がとても仲良く話されている様子が嬉しくて…
主催させていただいた、感謝の気持ちがあふれてきました。
一同に集まり
一緒に何かをし、一緒に食事をし、盛り上がる。
今も昔も平和な時代も戦時中も…
大切な仲間と過ごす時間は、何も変わらない。
それを伝えるのも復刻版陣中占いなのだと、改めて胸に刻んだ一日となりました。
オンライン販売開始!
復刻版占いカードは陣中占ひ®
--------------------------------------------------------------------
ENISHIWORK
住所 :
茨城県土浦市小松
電話番号 :
080-1018-1124
--------------------------------------------------------------------